みみみー達消息不明後の3日後 ここはとある・・・懐かしい場所『ウィンドウス』。 村長「約束道理、ラシュバリオ家の末裔は殺したぞ!    さぁ、この村を開放するんだ!」 ??「ん〜?殺したのか?本当か?」 村長「ああ!そうじゃ!奴はもうおらん!」 ??「・・・・・・どう思う?ニーハー」 ニーハーと呼ばれた少年は何故かふるえている。 ニー「・・・・・何で僕に聴くんだよ、ボブ」 ボブという名らしいパンチパーマの男は答えた。 ボブ「あ、そうだ、ニーハー知らなかったか」 ニー「当たり前だろ?会ったこと無いんだから」 村長「そうじゃ、死んだ男に会えるわけは無かろう!」 ??「ふふふふふふっはははははぁあぁあぁあぁあ!」 村長「!?・・・・ゲォァッ・・・・」 どこかで聴いたことのある笑い声をあげた男は 村長の首をつかんで喉笛を潰し、殺した。 やせこけた村長は地面に崩れた。 そう、その男は紛れもなく、アベッタ・クミューレルであった。 アベ「嘘をぉおぉ、つくもんじゃぁあぁねえぇえなあぁあ」 村人「村長ぉぉぉぉぉ!」 ??「動くな!」 手に鉄球・・・いや大砲の弾をもった男が立ちふさがった。 その男は10kgあろうかという鉄球を空高く投げた。 すると男もそれと同時に飛び上がった。 ??「魔帝針球(ルシフェルスパイク)!」 もとは一つだった鉄球が数百もの弾丸・・・といえど 直径10cm程の球が地面に降り注いだ。 村人は何が起こったのかも分からなかった。 男が地面に降りたときにはそこにいた村人は 全員原型をとどめていなかった。 ボブ「あっはっはっはっは、いや〜強いですね〜クナツニさん」 クナ「いや、これぐらい簡単だ、それよりも生き残りが不安だな」 ニー「それは僕が・・・」 ボブ「だぁぁぁ!駄目駄目!俺らも死ぬだろう?」 ニー「ニハニハションボリ・・・」 残念そうな顔でため息をついた。 何故か息が白かった。 クナ「・・・・じゃぁ、ボブに任せるか、火葬も含めて」 ボブ「ラジャァ」 ボブは手を地面につけた。 ボブ「『無念の薄命工匠、鍛えた剣には火蜥蜴が憑依し、     それを手にした爆神は羅刹の力をもって緑の森を、     青の海を、赤の大地を灰燼と化したという。』    全てを灰燼と化せ!    【サラマンイフリーツサクリフォオブザデストラクション】!!」 クナ「よし、帰るか」 アベ「うぇっへっへっへ!」 ニー「僕とあんまり変わらないよ・・・」 ボブ「ニーハーは制御出来ないでしょ?」 ニー「ニハニハションボリ・・・」 黒将棋壊滅後、一週間 <元黒将棋本拠地> <の、監獄> ブロ「・・・・・・・・おいてかれた」 ブロス・オッスィーニは黒将棋壊滅後も 監獄に置いてけぼりであった。 一週間なんとか生き延びていた。 ブロ「能力制御装置が止まったおかげで    食事は霧兵にとらせていたがもう底をつきそうだな。    あとはこいつらとトランプをするか、    あっち向いてほいをするかで時間を潰していたが    飽きてきたなぁ・・・。    喋れないからなぁ、こいつら」 霧の中から骸骨の兵が現れて申し訳なさそうに頭を下げた。 ブロ「いや、別にいいよ、そんな」 鍵が無いのだ。それさえあれば出られるのだが・・・。 ??「・・に・・・け・・ス!」 ブロ「・・・?」 どこからか声が聞こえたので場所を探ろうと 耳を牢屋の壁におしつけた。 次の瞬間、身体の幅を残して屋根(コンクリ)が振ってきた。 ブロ「・・・・・・・・・!?」 青い顔をして後ろを振り向く・・・と、軍服姿の4人の男が 降ってきた屋根(コンクリ)に立っていた。 ??「久しぶりだな、我が戦友よ・・・」 ブロ「み、みんな・・・」 そこに現れた男達とは・・・続くなり〜